月刊コラム

コロナに負けない!おうちでできるストレスマネジメント~こども編~

 

こんにちは。札幌ストレスカウンセリング銀のすずPremiumです。コロナウイルスの影響で外出自粛の毎日、なんとなく、心の元気がでない方も多いのではないでしょうか?特に休校中のお子さんのストレスは察するにあまります。休校の長期化に伴い、「子どもの元気がないけど、これって緊急事態では普通なの?」「毎日家にいてストレスがたまっている様子。何かしてあげられることは?」といったお父さん、お母さんからのお悩みも増えてきました。

人は、困難な状況や不安な状況に直面すると、さまざまな心理的反応が生じます。大人の場合、不眠や頭痛が一般的ですが、子どもの場合はそのバリエーションや程度が大人より幅広いと言われています。例えば、気分がころころと変わりやすくなったり、おねしょが増える、普段より甘えるようになるといった変化もストレスに対する反応の一例です。これらの変化は、心理学の世界では「異常な事態に対する正常な反応」と呼ばれる一般的なもので、元の生活を取り戻す過程で徐々になくなっていきます。そのため、お子さんの変化に、周囲が巻き込まれず、安心感を与えてあげることが大切です。

 

そこで今回は、お子さんと一緒におうちでできるストレスマネジメントの方法をご紹介します。

 

遊びを通した自己表現をうながす

 

子どもはおままごとやお絵かきといった遊びを通して、言葉にできない不安や恐れ、怒りといった感情を表現することがあります。時には、大人がドキッとするような悲しい絵や、変わった遊び方をすることがあるかもしれません。基本的には無理に止めず、隣で一緒に絵を描いたり、おままごとに参加するなどし、子どもの世界に入って一緒に遊んであげるといいでしょう。ただし、見ていてあまりにも不安になるときは、お子さんが自分では処理できない不安や葛藤を抱えている可能性があるので、専門家に相談することが大切です。

 

大切にしていることを伝える

 

現在のような緊急時は、普段に増して愛情を伝え、安心感を育んでいくことが大切です。小学校低学年くらいまでのお子さんの場合、言葉で伝えるよりも、抱っこをしたり、頭をなでるなどのスキンシップを交えたほうが伝わりやすいかもしれません。お仕事ですれ違いになりやすい家庭では、交換ノートや手紙、ビデオ通話など、気持ちが伝わりやすい方法を工夫してみましょう。

 

日々のスケジュールを立てる  

 

緊急事態の支援においては、出来るだけ早く元の生活を取り戻すことが大切だと言われています。家庭でも学校の時間割のように、月~金まで毎日どのように過ごすか自分だけの時スケジュールを立て、生活のペースを一定にすることが大切です。また、一定のスケジュール以外にも、お菓子作りやDIY、ストレッチ、家での映画鑑賞など、1日ひとつ、なにかメインの行事を決めるとよいでしょう。毎日「今日はこれをやるぞ!」という目標がある中で生活していくことが心の安定につながります。

 

現在の社会情勢や今後の見通しについてわかりやすい言葉で伝える

 

子どもの不安を軽減するためには、わかりやすい言葉や絵、映像を使って正しい情報を伝えてあげることも大切です。具体的には、「新型コロナウイルスとはなにか?」、「ウイルスが体の中に入るとどうなるのか?」、「どうしたら防げるのか」といったことを伝えてあげるとよいでしょう。コロナについて説明する子ども向けの動画などもネットにアップされているので、参考にしてみてください。

 

 

今回はおうちでできるお子さんのストレスマネジメントをご紹介しました。

札幌ストレスカウンセリング銀のすずPremiumでは、上記以外の方法についても、お子さんのご様子や家庭状況をうかがいながら、個別にご助言することが可能です。心配なことは一人で抱え込まず、ぜひ一度、お問い合わせくださいね。

 

参考資料:『新型コロナウイルス流行時のこころのケアversion1.5』(緊急時のメンタルヘルスと心理社会的サポート(MHPSS)に関する機関間常設委員会(IASC)リファレンスグループ, 2020年3月)、『心的外傷と回復』(ジュディス・L・ハーマン著,中井久夫訳,1999年11月25日)『新・心理学の基礎知識』(中村義明・繁桝算男・箱田裕司編,2005)

 

投稿日時:2020年4月29日

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