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カウンセリングをお勧めする基準について

 

迷いますよね、カウンセリング

 

このページを見てくださっている方は、

カウンセリングを受けることをすでに決めていて、「どこのカウンセリングルームが良いだろうか」と検討中である

カウンセリングを受けることをまだ決めかねていて、「カウンセリングってどんなものだろうか」と調査中である

という大きく2パターンいらっしゃるのではないでしょうか。

どのような場合でも、迷いますよね、カウンセリングって。

そもそも「カウンセリングを受ける」ということ自体への不安、戸惑い、恥ずかしさ、緊張感など抱かれる方も多いです。

当カウンセリングルーム 銀のすず は、医療機関ではなく、公認心理師が運営する心理カウンセリングルームです。

でも、やはり世間一般からの見え方としては「精神科・心療内科」に近しいものがあるかと思います。

「精神科・心療内科」に対する世の中の認識もずいぶん変化しましたが、それでもまだ、暗くて怖いところ、

精神的にかなり重い症状の方が行くところなどのイメージが、どうしてもあるかもしれません。



今回は、“カウンセリングを受けることをまだ決めかねていて、

「カウンセリングってどんなものだろうか」と調査中である”という方に向けて、

【カウンセリングを受けることをお勧めしたい基準】をお伝えします。


食う寝る遊ぶ、できていますか?

 

このページにたどり着いてくださった方は、現在何かしらの悩みごとがおありのことと思います。

「こんな悩みだけど、カウンセリングに行っても良いものなのか?」

「この程度でカウンセリングを利用する人なんて、いるんだろうか?」

「この悩みごとに関して、カウンセリングを利用する価値はあるのか?」

などの「?」が出てきてらっしゃるのではないでしょうか。


そんな時は、カウンセリングを受けることをお勧めしたい基準を参照ください。

【”くうねるあそぶ”が出来ているか】を今の自分に聞いてみましょう。

あなたがカウンセリングを受けることが望ましい状況にあるかどうかは、

主に【食欲・睡眠・気分】の3つの指標において判断できます。

以下に少し詳しくお話ししますね。


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

1.食欲(くう)

ごはんをちゃんと食べることができていますか?イライラした時に狂ったように大量に食べることがありませんか?

以下の状況の方は、心身がSOSを出している可能性が高いです。

・少しでも食べると吐き気がして、身体が受けつけない感じがする。

・「食べたい」と感じるものが何もない、もしくは「食べたい」ばかり考えている。

健康的に生きる上で、適切な量の栄養をバランス良くとることは欠かせません。

これに加えて、食事を楽しみ、食べる喜びを感じること、ゆっくりと味わう時間的余裕があるということも、

精神的な健康度に大きく貢献しています。

もし、今のあなたが食欲に関する不調がある場合は、その不調がどこからやってきたのかゆっくりお話しいただく場として、

カウンセリングの利用をお勧めします。

つまり、食欲に関する不調には、心身の不調が現れているのです。

・「美味しい」と感じることがなく、ただ生命維持のために摂取するという状態。

・いつからか「空腹感」という感覚をすっかり忘れた。

数ヶ月前と比較して、食事の量に大きな変化はありませんか?

食欲はありますか?

 

2.睡眠(ねる

 

夜寝て朝起きる、というリズムはできていますか?

なかなか寝付けない、夜中に何度も起きる、早朝に目が覚めるなどありませんか?

以下の状況の方は、心身がSOSを出している可能性が高いです。

 

・出勤のため起きようと思っても、身体が動かない、眠いというかだるい。

・なぜかずっと眠い、寝ても眠い、日中も眠い、頭の回転が鈍くなっている。

 

睡眠は、一日の疲れを癒し頭や心を整えるために、とても大切です。

例えば2日間徹夜して仕事するより、毎日適切に睡眠を取りながら仕事した方がよほどはかどることは、イメージが湧きますよね。

仕事がうまく進まないのは、あなたの能力の問題ではなく、ひと眠りすれば良い話かもしれないのです。

もし、今のあなたが睡眠に関する違和感がある場合は、その違和感が生じたプロセスを紐解くためにも、カウンセリングがお役に立てることでしょう。

つまり、毎晩ぐっすり眠るというのは、心身の健康に直結しています。

 

「悩みがあるか眠れない」もあれば、「睡眠の質がよくないから悩み事が増えている」という場合もあります。

・夜中に頻繁に怖い夢を見てしまい、大汗かいて飛び起きることがよくある。

・身体はどっと疲れているはずなのに、目が冴えて仕方ない。

寝ても寝ても疲れがとれず、頭がぼーっとする感覚はありませんか?

ぐっすり眠れていますか?

 

3.気分(あそぶ)

 

今まで楽しかったことに対しても興味を失ってはいませんか?

気持ちの波が激しすぎて自分でもコントロールしがたい時がありませんか?

以下の状況の方は、心身がSOSを出している可能性が高いです。

・常に漠然とした不安があり心臓がバクバクしている。

・「やらねば」と頭では分かっていても、気持ちが全く追いつかず焦りばかり募る。

これらは、いわゆる「うつ」「抑うつ」もしくは「躁鬱」などいわれるものです。

 

誰しも「ネガティブ思考になっちゃう」「鬱々として気分が晴れない」という経験はあるものですが、これらの状態が頻繁かつ長期的な場合、早めのご相談をお勧めします。

もし、今のあなたが気分に関するザワザワ感を抱いている場合は、安心して素直な気持ちを吐き出せる場として、カウンセリングを思いきり頼って欲しいです。

強い怒りを感じた際、「その場で怒り大爆発」ではなく「その場では少し我慢して後で友達にたっぷり愚痴る」というのは健全な状態です。

「その場で怒り大爆発」も「我慢したまま自分で抱え込む」も、心身の不調を引き起こす可能性が高いものです。

これはごく一例の「怒り」に関してですが、私たちは日々様々な感情を抱きうまく付き合っていることがほとんどで、そこに不調が出ているというのは見逃すべきでないSOSのサインなのです。

私たちは、怒ったり、泣いたり、喜んだり、悲しんだり、興奮したり、笑ったり、いろいろな感情を自然体で抱ける状態が健康的であり、それらを時と場合に応じて自己コントロールできるのが望ましいと言えます。

・最近いつ笑ったか全く思い出せないくらい、喜びを感じる瞬間がない。

・悲しいはずが涙も出てこない。

イライラやどんより気分の切り替えが難しくなっていませんか?

 

喜怒哀楽がありますか?

 

≪まずは初回のご相談を≫

 

カウンセリングをお勧めする基準は、【食欲・睡眠・気分(くうねるあそぶ)】に不調が出ていないか、どの程度の不調が見られるか、ということであるとご説明いたしました。

 

ここでやっかいなのが、「不調」は他者比較が難しいという点です。

・私の不調くらい、我慢すべきなのでは

・これくらいのことで悩んでるなんて、笑われるかも

・もっとしんどい人もいるんだから、私なんかが弱音を言ってはいけない

など思ってしまうかもしれませんね。

でも、大丈夫です。これらは人と比べることではありません。

 

あなたがつらいのであれば、あなたが今とても苦しい思いを抱えているのであれば、どんなことでもご相談ください。

あなたが今このページにたどり着いてくださったこと、これこそが今カウンセリングがあなたのお役に立てることを物語っているのかもしれません。

銀のすずのカウンセラーは、あなたが少しでも楽に前向きになれるよう、全力を尽くします。

もし、あなたのお悩みごとに関して、当カウンセリングルームよりも適した他機関がある場合は、そのようにお伝えします。

例えば、経済的な困窮について悩んでいる場合、心理カウンセリングよりも福祉系の窓口へのご相談の方が良いです。

医学的治療が必要な状況である場合、心理カウンセリングで期待できる効果はあまり高くありません。

 

あなたが今悩んでいること、それがカウンセリングを受けるに値することかどうかは、紹介した基準も参照いただきつつ、やっぱり、ひとまずお聞きしてみないと分からないのです。

「カウンセリングを受けようかどうしようか」という悩みが一つ解消されるためにも、まずは安心して、初回のご相談へお越しになってみてくださいね。

「とりあえず・・・」くらいのお気持ちでも、大丈夫ですよ〜。

 

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