摂食障害 (過食 嘔吐)

過食嘔吐の原因と向き合い、対処できるようになりたい。

過食 嘔吐

摂食障害とは

摂食障害は職場、学校、家庭内でのストレスや、何かの条件反射的な習慣として、異常に食べ過ぎてしまう食行動を中心とした問題があらわれる精神疾患です。通常の食欲過多と違って、痩せなくてはいけないのにという強い後悔の気持ちや、ストレスから過食に向かうことの罪悪感により自分を責め、肉体のみならず、精神的にも不健康になっていくのが特徴です。

 

神経性やせ症

自己評価にボディイメージが強い影響を与えて、体重の増加に対して恐怖感や過度の食事制限がみられます。その一方で反動から過食と吐き戻し、下剤の使用などで体重の増加を防ごうとする行動が見られます。外見や体重は標準又はそれ以下であっても、太っているとしか捉えられない感じ方が特徴です。

神経性過食症

神経性過食症と同じく、自己評価が体重と体型に強く影響される。短時間に「むちゃ食い」をし吐き戻すか、そのままコントロールを失い過食し続ける場合もある。真夜中に過食嘔吐を繰り返して体重が増える事への恐怖と罪悪感によって疲弊感や仕事や学校、交友関係など生活基盤に支障をきたします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引用 DSM-5

摂食障害の原因

摂食障害の要因については様々ですが、きっかけは思春期にやせ願望のダイエットから始まるケースが多くみられます。

表面的には食べ吐きという行為が困り事ですが、その背景には他者とのコミュニケーションが苦手で、人といると疲れやすい傾向が見受けられます。

さらにその下には家族関係に問題がある事があるケースが多いです。家庭環境が安全な場所ではなかった場合、心の緊張状態が人への基本的な信頼感を薄くさせ他者との関わりにも気を使うので、
素の存在価値に自信を失っていきます

結果、やせた女性がもてはやされる社会的風潮に合わせ自信の補填をするために、

体型に拘る歪んだ認知を持つようです。

 

摂食障害へのカウンセリング

人と一緒にいる時の疲れや自己評価の低さが食べ吐きを引き起こすトリガーとなります。食べ吐きの症状だけではなく、背景にある家族関係や人との関わりに目を向けていきます

根本的な原因のトラウマや親子関係のわだかまり、今までの物語を振り返りながら自己肯定感を高めていく心理カウンセリングを進めていきます。

効果的な心理療法

・認知行動療法

・リラクゼーションを用いた自我状態療法

・対人関係療法

・EMDR(眼球運動脱感作法)

 

摂食障害の克服は長い治療プロセスが必要となります。

 

 

参考ページ

厚労省 みんなのメンタルヘルス 摂食障害

『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』(医学書院)

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