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トラウマ 恐怖症 PTSD


トラウマ つらい過去の体験にさよなら

毎日を楽しく過ごしたい。

 

 

 

 

トラウマ、PTSDなど特定の状況から自動的に湧

き起こる恐怖や不快な感覚は、繰り返しているう

ちに、日常の生活や行動に漠然とした不安や怯え

を常に感じるようになることもあります。

 

このような場合、あなたを縛っている過去を克服す

る必要があります。

札幌の「銀のすず」では、カウンセリングを基本と

して引き金となっている出来事や現象を特定し、そ

の出来事・現象と、そこから湧き起こる不快な感情

とを切り離すようなセラピーを施します。

 

PTSD(外傷後ストレス障害)とは

 

 

PTSDは、強烈なトラウマ体験が、ストレスとなり、

思い出されたり、悪夢を見る、感情が高ぶったり、

鈍くなったりして、日常生活にも影響を及ぼすスト

レス障害をいいます。

 

近年、些細なできごとに対しても「トラウマ」とい

う言葉が頻繁に用いられるようになりましたが、

ここでいうトラウマは、“個人の対処能力を超えるよ

うなできごとを経験して、それを経験したあとにい

ろいろな心身の不調が持続的に現われる状況”を指し

ます。

 

トラウマ体験をした後の心について「時間の止まった

時計」、「伸ばしても戻らないぐしゃぐしゃの紙」と

表現される方もいらっしゃいます。

これはある出来事の後から、まるでその瞬間に心が置

き去りにされてしまったような決して元に戻らない傷

が残っている感覚と言えます。

 

また回復には他の精神疾患と比べ時間を要するといわ

れ、働いている人がうつ病を発症した時の平均休業日

数が、20日~22日に対して、PTSDは47日というデー

タ(厚生労働省こころの健康についての疫学調査に関

する研究)があります。

適切な療法で早めの対処が回復を早めてくれます。

 

参考ページ

メディカルノート PTSDについて

杉浦心のクリニック PTSD(心的外傷後ストレス障害)について

 

<こんな症状はありませんか?>

 

 

【心理的変化】

恐怖・不安・感覚のまひ・落ち込み・集中ができない・怒り・悲しみ

 

【身体的変化】

緊張・動悸・下痢・吐き気・不眠・悪夢・食欲不振・めまい・イライラ

 

【行動の変化】

引きこもり・人と会わなくなった・人間関係の悪化・テレビを見ない・楽しいことをしなくなった

 

【考え方の変化】

無力感・自責感・警戒心がつよくなった・未来がないと思う

 

-このような症状により日常生活に支障がでている方は、専門家に相談をする必要があるかもしれません。

 

<診断について>

 

トラウマ体験を経験された方で、かつ上記の症状に

悩む方は、以下の診断に該当する可能性があります。

 

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

 

実際にまたは危うく死ぬ、重傷を負う、性的暴行を

受ける出来事を一度、またはそれ以上、以下のよう

な形で経験した。

 

・直接体験した、目撃した

・親しい家族や友人のそのような経験を知った

・詳細を繰り返し、あるいは極端な形でさらされた

 

診断の基準となる症状は主に4つであり、侵入症状

(フラッシュバック)、回避症状過覚醒考え方

の変化とされていますが、具体的な症状については、

上記<こんな症状はありませんか?>をご参照くだ

さい。

 

これらの症状が1か月以上持続し、

社会生活や日常生活の機能に支障をきたしている

場合は、PTSDの診断に該当します。

 

※症状が3日以上1か月以内の場合、

診断名はASD(急性ストレス障害)となります。

引用:「精神疾患の診断・統計マニュアル」

(DSM-5). アメリカ精神医学会

 

<治療の目的>

 

 

そもそも、なぜ人は心に傷を負うのでしょうか?

人は、予測が出来ない・コントロールができない

出来事に直面することにより、心に大きな衝撃を

受けると考えられています。

突然の対処不能な出来事により、安心と安全が脅

かされ、自分には何もできなかったという感覚に

襲われるのです。

 

現在、様々な治療方法がありますが、トラウマ治

療の目的は主に2つであると言えます。

 

1・コントロール感を取り戻す

PTSDと診断された方の多くは、過去の記憶に振り

回され、自分でもコントロールの出来ない恐怖や

苦痛を感じています。

 

PTSDの治療では、治療を通して、

<恐怖や苦痛の感情をともなうコントロール出来な

い記憶>を、<コントロール出来る普通の記憶>に

置き換えていきます。

 

つまり、自身のコントロール感を取り戻し、日常に

安心できる感覚を取り戻すことが治療の目的となり

ます。

 

2・価値観の再生と世界に対する信頼感の回復

 

トラウマ体験を経験すると、世界は安全ではない、

何も信じられるものはないといった考えを持ちや

すくなります。

 

「自分が弱かったから被害にあった」、

「外は危険でいっぱいだ」といった考えでいっぱ

いになると、買い物に行けなくなった・学校/仕事

に行けなくなったというように、以前はできていた

ことも、できなくなってしまいます。

 

自分が悪かったから被害に遭ったのではないという

ことや、世界はそれほど危険ではないということを

頭ではなく心で受け止められるようにすることを

目的とします。

有効な治療方法

 

 

効果のあるPTSDの治療として、以下のようなもの

が挙げられます。(カウンセリングは必須です。

 

・持続エクスポージャー法(PE療法)

 

エドナ・B・フォアらが開発した治療プログラムで、

成人のPTSD治療において最も多くの研究で治療効果

が実証されています。

週1~2回、10回程度のセッションで構成され、

トラウマを生じさせた出来事に関してお話をしてい

ただきながら、治療が進んでいきます。

 

EMDR

 

フランシーン・シャピロが開発した治療法で、治療内

では眼球を左右リズミカルに動かすといった作業を行

います。

トラウマを生じさせた出来事に関してお話いただくこ

とは少なく、体験に関するイメージを扱います。

 

催眠心理療法

 

いずれも安全な場所で、安心できる治療者と共に取り

組むことが重要です。一人ではコントロールできない

記憶に圧倒されてしまいますが、治療者と一緒に記憶

に触れることで、徐々に自分でコントロールできると

いう感覚を得ることができます。

 

参考:国際トラウマティックストレス学会

「Effective Treatments for PTSD: Second Edition」. (2008)

特にEMDRは、他の治療方法と比べて辛い、

恐いの感情を感じることが少なく、体験の詳細を語ら

なくとも行えるので、やさしいトラウマ療法です。

 

<一番大切なのは、

 本人の回復したい気持ち>

 

 

心の機序について説明

 

「治すのは自分」という意識が回復を促します。

自分を大切にすること、今の自分を認めて受け入

れることが回復への大きな一歩となります。

 

治療者は、患者様自身の治る力を引き出し、

回復を促すサポートをさせていただきます。

幼少期から日常的に、繰り返されたトラウマ

体験、例えば虐待や愛情をかけられなかった、

家庭環境で育ったなどの複合性トラウマは、

カウンセリングも重要ですので、時間はかか

ります。

 

克服にはセラピーの技術と「楽になりたい」と

いう前向きな気持ちが合わさって良い結果が生

まれます。

 


治療効果の確認

 

札幌の銀のすずPremiumでは、トラウマ体験を思

い浮かべた時のストレス反応を自律神経測定器

・自律神経バランス(交感・副交感神経)

・自律神経活動度(心拍変動)

・ストレスに対する対処能力を分析

して、セラピー効果を確認できます。

 

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<お客様の声>

びっくりする程どーでもよくなった。