月刊コラム

今受けているカウンセリングに効果があるのか?

カウンセリングを受けることを決めて、カウンセラーを見つけました。治療を始めてから何回かセッションをしました。そこで現在の治療法が何らかの効果を持っているかどうかはどうすればわかるでしょう?

 

私のところへ来ていただいているクライエントさんにも、これを判断するのに役立ついくつかの基準をお伝えします。

 

カウンセリングの場と日常生活を分けてください。

 

カウンセリングの場で

・安心して話す雰囲気がある・カウンセラーの専門的な知識と技術が役に立っている

・悪意がないこと をわかっていて、そのことも話し合える雰囲気がある

・カウンセラーとの意見が合わなかったり、不快に思う発言があったとしてもお互いに

・カウンセラーがあなたをよく理解してくれている

 

日常生活の中で以前に比べて

・症状が軽くなっている、または消えている

(注;もともと治療を受けたいと思った理由によって変ってきます。)

・あなたの生活をより楽にするための思考と信念などが芽生えている

・あなたや周りの環境を客観的に理解できていると感じる時がある

・仕事、人間関係、家族関係、生きがいなど、さまざまな面で生活の安らぎを感じる

・自分への信頼や私には対処ができるという気持ちが感じられる時がある

 

受けているカウンセリングや心理療法に効果があるかどうかを判断するには、当初の問題が何であったのかを振り返って、好ましい変化を感じているかをチェックしてみましょう。ここで気を付けたいことがあります。

カウンセラーへ安心してお話をすることで,日頃のストレスの軽減や、気持ちの整理、またはカウンセラーと信頼関係を築くプロセスそのものが問題解決に役立つ場合も多くあります。

しかし症状を緩和する目的のセラピーにおいては、カウンセラーとの信頼関係は治療には必須ですが、カウンセリング効果とは異なります。したがってカウンセラーとの良好な関係は本来の目的ではありません。

カウンセリングの場での心地よさに気を取られすぎず、当初の症状が緩和されているか、過ごしやすくなっているかなど、日常生活での具体的な変化があるかを確認してみましょう。

対話でのカウンセリングは今ここでの「気づき」を大切にしますが、通常気づくだけでは症状は殆ど変りません。適した心理療法の施療と効果によって苦しみから解放されることで、新しい体験の数を増やし、今までとは違う視点や考え方、感情の上手な処理の仕方などが習得できるようになります。

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投稿日時:2020年7月3日

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