催眠心理療法

催眠療法に熟達した公認心理師が、心の奥深い領域の問題を開放します。

催眠心理療法

心理支援職の方の中には催眠心理療法に懐疑的な印象を持つ方がいらっしゃいます。

しかし催眠誘導を十分に習得し、催眠心理療法を心理援助で実践されている心理職の多くはその有効性を高く評価しています。

催眠療法を使用する目的は、不安や抑うつ状態の方への脳が整う感覚や、意識を考えから遠ざけて心と身体への安心感を会得したり、自分の内にある感情の緩和、過去や現在の行動修正、未来場面のイメージ強化など多岐に渡ります。

催眠状態でリラックスを経験された方は、一様に覚醒してながら感覚的に癒されている
という過去に経験したことがない不思議な状態だとおっしゃいます。
脳科学では癒されている時に出るα波、覚醒している時のβ波、瞑想の時に出る
θ波が大きく変化をして、「脳が整う」感覚だと言われています。
これだけでも、心と身体の緊張がほぐれ健康な心の状態への回復を促進させます。

また催眠状態は一時的に思考が休んで感覚、感情、過去の記憶の領域へと意識を導いてくれます。
これはカウンセリングや他の心理療法に催眠状態を用いることで、問題解決の可能性を広げてくれます。催眠状態への入りやすさは個人差がありますのでクライエントの感受性に合わせて行います。
催眠へ怪しいイメージを抱いている方のために、公認心理師資格と催眠医学心理学会員である事で安心して催眠療法を受けて頂けると幸いです。

 

 

1.うつ病に対する催眠療法

うつ病は様々な要因で起きる心の病ですから、催眠療法も色々なアプローチがあります。

うつ病はその方が生きてきた環境や出来事、価値観などが心を苦しめていることが多いのでお薬だけでは改善が難しく心理的サポートは不可欠です。

一昔前は、うつ病となった原因を明らかにするための退行催眠、観念シグナル(質問に対して無意識下でYESNOの合図を送る)、イメージなどが多く使われてきました。

近年はうつ病特有の否定的な認知へのアプローチが主流となっています。
出来事に対して瞬間的に浮かんでくる考え方が気分と行動に影響を与えているという理論をもとに行う治療を認知行動療法と呼ばれ、精神科病院でも多く取り入れられるようになりました。しかし考え方を変える手法だけでは期待する効果が見られないケースがある事も分かってきました。そこで事前のカウンセリングでこれらを行った上で、さらに催眠療法において無意識領域下で肯定的な考え方へシフトを手助けする暗示、イメージで新しい考え方での気分、行動の予測体験などを加えていくと改善がスムーズに進みます。

また、催眠体験そのものが意識の低下と筋肉の弛緩作用が得られるので、うつ病で普段緊張を強いられている心身へリラックス効果を与えてくれます。

 

2.PTSD(心的外傷後ストレス障害)の催眠療法

 

PTSDで苦しんできたクライエントは、過去に強い恐怖体験をされ日常的に体験の時に味わった感情がよみがえります。他人への不信感や不安感も大きくなりがちなために治療はできる限り慎重に信頼関係を築かせていただく事が大切だと思っています。現在PTSDの治療には丁寧なカウンセリングEMDRが有効と言われています。EMDRはクライエントの負担が少なく恐怖感情を緩和してくれる効果がありますが、施療中の眼球運動で意識がすぼまり易く、催眠状態へ入りやすい環境を作ってくれるメリットもあります。催眠療法は感情レベルをある程度下がった後にトラウマ体験の場面修正や健康な身体感覚、自尊感情を取り戻すために提供させて頂いています。

トラウマ体験がとても強く思い出すこの負担が大きい場合は、繰り返し見る悪夢の修正や日常生活で刺激となっている現在の要素に焦点をあてて緩やかに改善していくよう十分な配慮をしています。

 

 

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